慟哭は時を越えて 2007

第26作 作・演出/橋田志乃舞

サッポロに初めて麦酒醸造所を作った男・村橋久成の物語―。

村橋久成は薩摩藩の武家に生まれ、
幕末維新において官軍として近代国家への黎明期を生きぬいた。
私は、破壊と創造の時代において、常に先頭を走り抜けた彼に
本当のサムライとしての生き様と覚悟を見たような気がする。
彼は、自分の生き方を貫こうとする一途な人物であるがゆえに、
その死に様も壮絶であった。

劇団一揆の凄さは、歴史の表舞台から姿を消した後も
サムライであり続けようとした村橋の眠りを覚まさせた事である。

今、村橋の声が聞こえる。
「で、お前はサムライであり続けたのか。」

(サッポロビール博物館館長  日向寺英一氏よりメッセージ)

上演:2007年9月21日(金)〜23日(日)
会場:劇団一揆稽古場